
田舎でスローライフ~田舎暮らしのデメリット<解決策編>~
私の経験談をもとに、田舎暮らしのメリット・デメリットについて書いてきました。
<田舎暮らしのメリット><田舎暮らしのデメリット>
メリットよりもデメリットの方が項目も文字数も多くなってしまったのですが、それでも私は田舎が大好きです!それはきっと、デメリットをそのまま“悪いこと”だとは捉えていないからだと思います。
そこで今回は、デメリットに挙げた6つの項目について、生活編・人間関係編・環境編・仕事編と大きく4つに分類し、解決策となり得る考えをまとめてみました。地方移住や田舎暮らしに不安を感じている方にとって、解決の糸口となりますように!
デメリットに挙げた6つとは
- 交通の便が悪い⇒生活編
- 買い物する場所が少ない⇒生活編
- 都会のようには様々なサービスを利用できない⇒生活編
- 人付き合いが面倒臭い⇒人間関係編
- 虫が多い⇒環境編
- 良い仕事が少なく、給料が安い⇒仕事編
長いので、下記のContentsの気になる項目をタップ(クリック)して読んでみてくださいね。
Contents
生活編

田舎初心者はまず地方都市に住んでみる
これは、どの項目にも共通する解決策だと思います。
大都市にお住まいの方にとっては、移住先が田舎になればなるほど都会での生活とのギャップを感じ、馴染めない可能性が出てきます。
まずは地方都市に住んでみることで、田舎がより身近になりつつも不便さもそこまで感じず、都会と田舎の中間あたりで程よい暮らしができるのではないでしょうか。
交通の便に関しても、田舎になればなるほど車が必要になってくると思います。車を持っていない方は購入費に維持費という具合でお金がかかるため、躊躇する方もいらっしゃることでしょう。車を持たずに暮らしたいという方にとっても、地方都市はオススメです。
様々な移動手段をうまく使い分ける
田舎は車社会と言われるほど、田舎暮らしには必須とも言える車。一家に1台ではなく、1人1台という家庭がかなり多いと思います。
田舎ではカーシェアリングもまだまだ普及していませんし、交通の便が悪い場所も多いため、良くも悪くも車がとても身近で便利な存在です。
一方、我が家の場合は地方都市と呼べる場所に住んでいないにもかかわらず、2台あった車を1台に減らし、基本的に私は車を運転しない生活に変えました。
運転が苦手なので、車がない不便さよりも乗ることによるデメリットの方が大きいのです。
私の主な移動手段は徒歩や自転車です。坂が多く、重い荷物を持つと大変ですが、買い物と運動が同時にできると思って楽しんでいます。外で体を動かす時間は気持ちが良いですね。必要なときには公共交通機関も利用し、本数が少ないからこそ時間をしっかり調べて計画的に行動することが当たり前になっています。
ネットショッピングを利用する
買い物する場所が少ないことはデメリットでもありますが、見方を変えれば“お金を使わずに済む”とも言えます。
買うつもりがなかったのに、目にしたら欲しくなってしまったという経験はありませんか?欲しくなるものを見る機会が少ないと、その分買わずに済みます!
お金を使う場所が少ないことは、私はメリットでもあると思っています!
また、どうしても欲しい場合、今はインターネットで簡単に買うことができます。基本的に車を使わない私にとっては、ネットショッピングの存在はとても心強いです。
便利な時代の恩恵を受けて、田舎でも快適に暮らすことができています。
できないことがあっても、それナシでも生きていけるようになる
交通の便の悪さにしても、買い物場所や利用できるサービスの少なさにしても、“ない暮らし”を続けていると、それが当たり前になります。
できないことを嘆くのではなく、現状の中でできることに目を向けていれば、いつの間にかなくても生きていけるようになると思います。一概に「ある=良い、ない=悪い」とは言えませんよね。
特に田舎では最初から“ない”ことも多いので、不自由を感じることなく過ごしている面もあるかもしれません。もちろん、改善すべきところは改善し、便利にしていく必要はあると思います。
しかし、必要以上に便利にすることで、その便利さと引き換えに失うものもあるのではないかと時々感じることがあるのです。
人間関係編
Photo by Helena Lopes on Unsplash
自分の基準を持ち、無理しすぎない
「郷に入っては郷に従え」と言いますよね。それぞれの地域で決まりごとなどもあるので、従うべきルールは素直に守るのが良いでしょう。
我が家はそこまで付き合いが濃い地域に住んでいないからなのかもしれませんが、周囲には町内会(自治会)に入ってない方もいらっしゃいます。だからと言って、挨拶をしなかったり悪口を言ったり、そういった扱いを受けるようなことは聞いたことがありません。
ただ、入らないといけない雰囲気を感じたり、町内会を抜けたいと思ったとしても実際には抜けにくかったりすることはあるかもしれません。
田舎では行政サービスが行き届かずに自治会レベルでごみの収集場所の管理など様々なことを行っている地域もあるので、仕方がない部分もありますよね。
また、町内会の様々な役が回ってくるので、大変なこともあります。できることならしたくないと思いながらもやむを得ず引き受けている方が大半かもしれません。
私がまさにその1人なのですが、実際に役員などをしてみた結果、やってみて良かったことも多かったです。その一方で、言い方は悪いですが不要と思えるような集まりや今の時代にそぐわないと感じる部分があったことも事実です。
価値観は人それぞれなので、難しいところだと思います。
そんな中でも私が大事にしていることは
- 基本的な挨拶はしっかりする
- 入り込みすぎない
- 離れすぎない
- 自分ができる範囲で、できることをする
- できないことは理由を伝えてお断りする
このように、適度に力を抜いて、良い人を演じず無理をしすぎないことを意識して過ごしているからか、私にとっては程よい距離間でストレスの少ない隣人関係が築けていると思います。
付き合いの濃さは、嫌な面だけではない
実家での近所付き合いの濃さを見ながら育ってきたので大変だと思うことはあるものの、決して悪い面だけではないというのも正直な気持ちです。
それぞれが助け合いながら生きてきた田舎だからこそ、強い結びつきがあり、困ったときはお互い様という精神が今でも強く残っているのだと思います。野菜や花、贈り物のおすそ分けをもらったりあげたり、作業の手伝いをしたりしてもらったり、持ちつ持たれつの関係。
相互扶助が当たり前の環境で育ってきた方々にとっては、プライベートに土足で踏み込んでいる感覚ではなく良かれと思っての言動だということは往々にしてあることだと思います。
結局は、コミュニケーションが大事なのでしょう。
私自身は人付き合いが苦手なので自ら深く関わろうとすることはあまりないのですが、ご近所の皆さんの優しさに心が温かくなり、私も何かできることをしたいという気持ちになることが多々あります。
環境編
Photo by Sergey Shmidt on Unsplash
虫が多いが悪い虫ばかりではない
ムカデやゴキブリなど、できれば遭遇したくない虫もいますが、クモやテントウムシ、ミツバチなど益虫と言われる虫たちもたくさんいます。
また、バッタやトンボ、蝶々、夏にはクワガタやカブトムシ、セミなどがたくさんいるので、子どもたちは虫捕りや観察などもでき、あらゆる自然が遊びや学びの場所となります。子どもがのびのび育ちやすい環境と言えるかもしれません。
私も子どもの頃から自然の中でたくさんの虫と遊んできたので今でも虫が好きですし、自然を大切にしたいという気持ちが強くあります。また、虫だけではなく、様々な生き物に触れられる自然豊かな環境にいつも感謝しています。
最初は苦手でも、そのうち慣れてくることもある!
虫の多さなどの慣れない環境に、最初は辛いこともあるかもしれませんが、長いことその中にいると慣れてくる部分もあると思います。悪さをする虫ばかりではないことがわかると、殺虫剤を使わずに自然といなくなるのを待つことも増えてくるでしょう。
また、蚊が多い場所ならば蚊帳を使ったり、虫が嫌いな香りの入った虫よけスプレーをつくったり、対処法がわかると無駄に怖がったり嫌がったりする必要もなくなります。それこそ、困ったときには地元の方々に相談してみると“知恵”をもらえるかもしれません!
仕事編

給料に合わせた生活水準にする
都会に比べて給料は安いことがほとんどですが、そもそも都会と同じような生活水準を求める方はわざわざ地方移住を選ぶことはしないでしょう。ただ、中には安く暮らせると期待して移住をする方もいらっしゃると思います。
確かに、田舎ではお金を払って遊びに行く場所やショッピングの場所が限られているので、無駄遣いは減るかもしれません。良くも悪くも、オシャレをして出かけなければいけない場所も少ないので、ファッションにもお金をかけずに済むかもしれません。
しかし、必ずしも”田舎の方が安く暮らせる”とは言えないと思います。車の維持費やガソリン代など、田舎に住むことで出費が増えるものもあるのです。
その代わり、都会では得られないもの、お金には代えられないものが田舎にはあると思います。山や海などお金をかけずに遊べる場所もたくさんあります。
田舎の良さに目を向け、その中で楽しむことができれば、多くのお金は必要がないかもしれません。
また、給料が安くなればその分生活水準を変える必要があるので、良く言えば、自分にとって大事なものを見直し、シンプルな暮らしをするきっかけになりそうですね。
自分で仕事を始めるきっかけになるかも!?
求人数自体が多くないので、良い仕事が少ないのは仕方ないことかもしれません。ただ、都会では一般的なスキルでも田舎では重宝される可能性があります。
また、都会に比べて市場は小さいですが、競合が少ないので、自分で起業しやすい面もあると思います。
移住後の仕事が心配な方は、まずは任期が決められている地域おこし協力隊として地方移住をするのも良い選択肢のひとつだと思います。気に入った場所であれば、任期終了後もそのまま定住して、その後に自分で起業したり新しい仕事を始めたりするのも良いですよね。
まとめ
何ごともそうですが、良い面と悪い面があるのは当たり前。どちらか一方だけを見て判断することは大きなリスクだと思います。
また、視点が変われば良い悪いの基準も変わります。実際に経験すると、良い悪いが逆転することがあるかもしれません。
様々な情報を得ることは大事ですが、情報だけを鵜呑みにせず、ぜひご自分で体感してみてくださいね。
メリットとデメリット、どちらもあることを冷静に理解し受け入れることができれば、どこに住んでもきっと幸せに生きていくことができるのではないでしょうか。
ありたい自分でいられる場所
自分にとって大事なものを大切にできる暮らし
田舎暮らしがそのきっかけになることを願っています!